top of page

DRELLA ASAKUSA オープンのお知らせ

  • 執筆者の写真: DRELLA
    DRELLA
  • 9月24日
  • 読了時間: 3分

更新日:1 日前

DRELLA ASAKUSA - 時と文化と人の交差点 DRELLA アートギャラリーは、このたび浅草に移転オープンします。新しい舞台となるのは、浅草寺の西参道の路面に隣り合う3階建の2棟。歌川広重の浮世絵『浄るり町繁花の図』(1852年)に描かれた招き猫の屋台と立ち飲み屋が隣り合う江戸の賑わいの風景に着想を得て、二つの棟を「丸〆(MARUSHIME)」と「角〼(KADOMASU)」と名付けました。江戸の縁起の和記号であり、丸と角という対照的な形を持つ二つの名は、DRELLAが大切にしてきた“対局の融合”の精神を、浅草という土地ならではの文脈に重ね合わせたものです。計6フロアと屋上スペースを活かし、展示・体験・交流を自在に組み合わせ、アートと人と文化が響き合う場を育んでいきます。

ree
ree

ree

幾度もこの街を訪れる中で気づいたのは、ここには境界を越えて混ざり合う、あらゆるものを受け入れる懐の深い自由さがあるということ。神社仏閣の静けさと観光のざわめき、日常の暮らしと祝祭の熱、そして、近年のインバウンドの広がりによって、日本と世界の人々が自然に交わる姿が見られるようになりました。浅草は、時・文化・人が立体的に交差する稀有な街です。そこには、伝統と革新、聖と俗、日常と非日常が共存し、世界中から訪れる人々がそれぞれの物語を携えて行き交っています。この多元的な交差点で生まれる出会い、そこから紡がれていく物語の可能性、それこそが、僕らがこの地を選んだ理由です。 浅草には「静と動の濃淡」があります。静寂の奥から立ち上がる熱気、喧騒の中に漂う静けさ。その揺らぎは、人々の感性を刺激し、創造の源泉となってきました。浅草に暮らし、この街で最期を迎えた日本を代表する浮世絵師の葛飾北斎もまた、その揺らぎを吸い込み、世界に革新的な物語を描き出しました。 1856年、日本から輸出された陶器の梱包材に用いられていた浮世絵の画集が、パリで偶然発見されました。粗末に扱われていたその一冊は、フランスの版画家フェリックス・ブラックモンの心を捉え、やがてヨーロッパの芸術家たちに衝撃を与え、瞬く間に広がっていきました。そこから「ジャポニスム(仏 : Japonisme)」と呼ばれる文化潮流が生まれ、クロード・モネ、フィンセント・ファン・ゴッホ、クロード・ドビュッシーら巨匠たちが浮世絵に新しい美を見出し、西洋の美術・音楽・ファッション・建築・文学にまで影響を及ぼしていったのです。 交差点とは、単に道が交わる場所ではありません。異なるものが出会い、互いに影響し合い、新しい価値や物語が生まれる場。出会いと変化、そして創造の契機となる場です。新しい施設では、この街の「多元的交差点」の精神を受け継ぎ、出会いを通して新しい物語が芽吹いていく場でありたいと考えています。交差点に立ち、行き交うものに目をこらし、出会いを織りなし、その交わりから新しい価値を創造し、未来をひらいていきます。

オープニングイベント情報 せりのりか 活動21周年を記念した個展開催! 国内外32組の人気アーティストがカスタムコラボ作品で参加! seri norica 21st Anniversary Exhibition

NO NO NO

NORICA NO NOBISHIRO


日程 : 2025.9.26.FRI-10.5.SUN

営業時間 : 10:00 -17:00

場所 : DRELLA Art Gallery

住所 : 東京都台東区浅草2-7-13浅草西参道商店街「丸〆」1F・2F

銀座線「浅草駅」より徒歩3分


※ せりのりか在廊予定日:9/26-28(時間など詳細は作家Xにてご確認ください)

※ 9/26(金)のみ15:00からCLOSEになりますので14:30までにお越しください。

※ せりのりかの作品(キャンバス、ソフビ、カスタム)は初日からの先着販売予定。

※ カスタム作家の作品は抽選販売

ree
ree
ree

 
 

Copyright © DRELLA All Rights Reserved.

bottom of page